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日産、「GT-R」の特別モデル「NISMO」 ニュルブルクリンクで量販車最速
日産自動車は19日、高級スポーツカー「GT-R」の特別モデル「NISMO」を2月末から発売すると発表した。
同社によると「NISMO」は、レース車両の設計・開発などを手掛ける日産の子会社ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル(NISMO)の数十年にわたるレーシングテクノロジーの蓄積を「GT-R」にフィードバックしたもの。
ニュルブルクリンク24時間レース、FIA-GT1やSUPER GTをはじめとするモータースポーツ活動から学んだ数多くの技術を、空力性能、サスペンション、パワートレインなどに採り入れ、日常走行でもスポーツ走行でも通用するパフォーマンスを徹底して追求し、両立させているという。
NISMO専用チューニングの3.8リッターV6 VR38DETTエンジンを搭載し、最高出力600PS(441kw)、最大トルク652Nm(66.5 kgf・m)を発生する。
専用オプションパックを装着した車両は、世界で最も過酷な路面状況で知られるドイツのニュルブルクリンク北コースで、量産車最速となる7分08秒679のラップタイプを記録した。
カルロス・ゴーン社長は、「このモデルは最速の『NISSAN GT-R』であり、『NISSAN GT-R NISMO』の誕生によってハイパフォーマンスを求めるエンスージアストの夢が叶います。飛躍的に向上した空力性能と精密なハンドリングが、最高レベルのパフォーマンスを可能にします」とコメントしている。
NISMOは、2014年2月末の日本を皮切りに、米国、欧州で発売予定。価格は1,501万5,000円。
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