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大日本印刷:オールアバウトの電子書籍3000タイトルを電子図書館サービスのコンテンツとして提供開始
【10月29日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 大日本印刷(東:7912、以下「DNP」)とオールアバウト(Jス:2454)は29日、オールアバウトの電子書籍サービス「All About Books」で販売している電子書籍3000タイトルを、DNPなどが運用する電子図書館サービスのコンテンツとして、2014年4月から提供を開始すると発表した。今後、両社は生活者や図書館のニーズを取り入れて電子書籍タイトルを拡充しながら、5年間で5億円の売上を目指すという。
DNP、日本ユニシス(東:8056)、丸善CHIホールディングス(東:3159)傘下の丸善、図書館流通センター(本社:東京都文京区)の4社は、共同で2014年4月にクラウド型電子図書館サービスを開始する計画で、このサービスのパッケージとして電子書籍を提供する。
オールアバウトは2012年に電子書籍事業へ参入し、「ホールセール(卸売)年契約」と呼ばれる契約期間中は読み放題で、契約期間や販売価格を全て卸売先に帰属する新たな流通モデルを導入している。
今回、DNPとオールアバウトが連携して、クラウド型電子図書館サービス向けにオールアバウトのホールセール年契約にもとづく電子書籍を提供する。今回の取り組みによって図書館の活性化につなげるとともに、電子図書館サービスの普及拡大を目指す。DNPの電子図書館サービスとパッケージになっているため、図書館は導入当初から3000タイトルの電子書籍が利用できる。【了】
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※この記事はSakura Financial Newsより提供を受けて配信しています。
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