ダーティー・ヘッズのアコースティック・アルバム、米ビルボードが独占公開

2013年10月24日 18:30

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記事提供元:Billboard JAPAN

 2012年の前作『キャビン・バイ・ザ・シー(Cabin by the Sea)』から1年ちょっと、カリフォルニアのレゲエグループ、ダーティー・ヘッズが、全曲アコースティックのニューアルバムをリリースする。米ビルボードでは現在、全曲独占公開している。

 サブライム・ウィズ・ロームのローム・ラミレスをフィーチャーし、2010年に“ロック・ソング”および“オルタナティブ・ソング”チャートで全米No.1を獲得したヒット曲「Lay Me Down」で有名な同グループだが、今回、ファイヴ・セヴン・ミュージックより初の全編アコースティック・アルバム『Home | Phantoms of Summer: The Acoustic Sessions』をリリースする。フロントマンのジャレド“ダーティー・J”ワトソンによると、彼らはこの夏のオフタイムに同アルバムの曲作りをしていたという。

 ワトソンは、「フルプロダクションの作品に比べてアコースティック・アルバムの制作はとても快適だった。我々はアコースティック・グループとしてスタートしたから、自身のルーツに戻りたかったんだ。自分達の歌詞とメロディーに本当に没頭したかったんだ」と話す。

 12曲入りの同アルバムには、2012年の「Cabin by the Sea」のライブ・バージョンに加え、新曲もいくつか収録されている。中でも注目すべき1曲は「Garland」だ。同曲は、ワトソンの“白いドレスを身にまとい花冠を付けた女性と、月光の庭を歩く鮮やかな絵”から生まれたといい、同女性は“全ての問題事を取り除いてくれる存在”だと説明している。

 ワトソンはさらに、「Gold to Me」は“誠実さと友情”、そして“生きていくこと”についての歌であるとし、また、「Phantom」に出てくる残忍な主人公については“持ち得ないものにあこがれを抱く人”であると語っている。

 『Home | Phantoms of Summer: The Acoustic Sessions』は10月29日に全米リリース。iTunesでは既にプレオーダーが可能となっている。

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