今日の為替市場ポイント:米政府機関の一時閉鎖の可能性は残る

2013年9月30日 08:02

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記事提供元:フィスコ


*08:02JST 今日の為替市場ポイント:米政府機関の一時閉鎖の可能性は残る

先週末27日のドル・円相場は、東京市場では99円04銭から98円53銭まで下落。欧米市場では一時98円10銭まで続落し、98円27銭で取引を終えた。

本日30日のドル・円は、98円前後で軟調推移か。米政府機関が一時的に閉鎖される可能性があるため、アジア市場ではリスク回避的な円買いが優勢となりそうだ。日経平均株価が大きく下げた場合、ドル・円は97円台前半まで下げる可能性がある。

報道によると、米民主党が医療保険改革法の修正に応じなければ、10月1日より17年ぶりに政府機関が閉鎖される恐れがある。

米共和党が過半数を占める下院は29日、医療保険改革法の実施を1年遅らせる条項含んだ暫定予算案を可決している。米CBSテレビは、民主党のダービン上院院内総務と会見し、下院の姿勢は基本的に変わっておらず、下院案は再び拒否されるだろうとの見解を伝えている。政府機関閉鎖の可能性について言及しているのは主に共和党議員であり、民主党側が譲歩しないことを問題視しているようだ。

市場参加者の間では、政府機関が閉鎖されたとしても1日程度で米国経済に与える影響は大きくないとの見方があるが、債務上限引き上げに関する協議も難航している。米国の財政問題に対する懸念は残されており、リスク回避的なドル売りはしばらく続くとの声が聞かれている。《KO》

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