トヨタ:約170億を投じてアルゼンチンの生産能力を増強、年産9.2万台から14万台へ

【9月19日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 トヨタ(東・名・札・福:7203)は19日、アルゼンチンの車両販売・生産会社アルゼンチントヨタの生産能力を増強すると発表した。

　トヨタでは、アルゼンチントヨタをハイラックス(ピックアップトラック)、イノーバ(ミニバン)、フォーチュナー(SUV)の中南米向け供給拠点と位置付けており、2012年には、年間生産9.2万台の約70%にあたる6.3万台を中南米15カ国に輸出した。中南米では今後もさらに需要が増加すると予想されており、需要増に対応するため、設備の増強を決定した。

　生産能力を増強するのは、ブエノスアイレス州のサラテ市にある工場。約170億円を投じて現在の年間 9.2万台から2015年末に14万台へ増強する。増強後の輸出台数は約11万台に拡大する。【了】

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