デンソー:ドイツの研究開発拠点を拡充、現地顧客向けの設計を強化、2015年までに27億円を投資

【9月12日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 デンソー(東・名:6902)は12日、ドイツのヴェグバーグ市とエヒング市にあるデンソー・オートモーティブ・ドイツ(略称「DNDE」)の二つの技術センターを拡充し、欧州の技術開発力を強化すると発表した。2015年までに、両技術センターへ約2100万ユーロ(約27億円)を投資する予定。

　ヴェグバーグ市の技術センターでは、センターパワートレイン、電子、ハイブリッド、情報安全関連製品の欧州向け設計を、エヒング市の技術センターでは、熱、電気、小型モーター関連製品の欧州向け設計を行っている。

　今回、両技術センターに、オフィス棟を新たに建設するとともに、新規の評価設備などを導入、現地顧客向けの設計を強化する。また、欧州発の先行技術の開発を推進し、他の地域の技術開発にも貢献していくという。【了】

【PR】弁護士相談で慰謝料増額も「交通事故示談ナビ」

■関連記事
・ドコモと米アップルが新型「iPhone」を提供開始、王将の8月既存店売上はマイナス、デンソーが都内に車載半導体回路の設計開発拠点を設置、トリドールがロンドンに現地法人を設立=12日の注目銘柄
・デンソー:東京都内に車載半導体回路の設計開発拠点を設置、技術者の多い関東圏で開発体制を強化
・シャープ:デンソーからの出資額は20〜30億円との報道に「具体的に決定した事実ない」とコメント