来週の相場で注目すべき3つのポイント:五輪開催地決定、米雇用統計、シリア情勢

2013年8月31日 18:48

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記事提供元:フィスコ


*18:48JST 来週の相場で注目すべき3つのポイント:五輪開催地決定、米雇用統計、シリア情勢
■株式相場見通し

予想レンジ:上限14200-下限13000円

来週は、名実ともに9月相場入りとなるが、重要イベントが目白押しとなる。そのため週を通して模様眺めムードの強い相場展開が。3日には8月の米ISM製造業景況指数の発表のほか、4、5日には日本銀行が政策委員会・金融政策決定会合を開き、5日に黒田総裁が記者会見を行う。そして6日には8月の米雇用統計の発表が予定されている。17、18日に控える米連邦公開市場委員会(FOMC)での量的緩和縮小へのタイミングへの思惑が強まる可能性。

そのほか、翌週の先物・オプション特別清算指数算出(SQ)を控え、タイミング的には日経平均の定期入れ替えが発表される可能性がある。東証・大証合併により、任天堂<7974>などの組み入れがあるかが注目されよう。また、2020年の夏季五輪開催地を決める国際オリンピック委員会(IOC)総会が9月7日(日本時間8日)、ブエノスアイレスで開催される。東京が選ばれれば50年ぶりとなるが、開催地決定まで1週間に迫る来週は、五輪関連への物色が期待される半面、落選した場合の警戒感も強まる。そのほか、米アップルの新型「iPhone」などへの期待が高まるほか、バイオ関連にはやや消去法的な物色もありそう。

なお、シリアへの軍事介入は、国連調査が終わり、その後結果までに2週間程度かかるようであり、9月中旬以降で、市場は織り込みつつある。


■為替市場見通し

来週のドル・円は、6日に発表される米国8月の雇用統計を見極め、日本時間8日に発表される2020年夏季オリンピック開催都市を見極める展開となる。8日に決定される2020年夏季オリンピックの開催地が、東京になるのではないかとの期待感から下げ渋る展開が予想される。
オバマ米政権によるシリア空爆が断行された場合、化学兵器関連施設に対する短期的、局地的な攻撃で終わった場合は相場への影響は限定的だが、イスラエルやイランを巻き込んだ長期的、拡散的な紛争となった場合はリスク回避の株売り、円買い圧力が強まることになる。

■来週の注目スケジュール

2日(月):4-6月法人企業統計調査、中HSBC製造業PMI(確定値)、米レーバーデー祝日など
3日(火):中非製造業PMI(政府版)、米ISM製造業景況指数、ユーロ圏生産者物価指数など
4日(水):日銀金融政策決定会合(5日まで)、中HSBCサービス業PMI、米ベージュブックなど
5日(木):黒田日銀総裁会見、ECB政策金利、G20首脳会議など
6日(金):景気動向指数、米雇用統計、EU外相理事会、独貿易収支など
7日(日):IOC総会2020年夏季五輪の開催地を決定《TM》

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