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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】電算システムは下値に届く、株式分割後2ヶ月経過
情報サービスの電算システム <3630> は、6月26日の株式分割権利落後2ヶ月が経過し短期売りはほぼ一巡し株価は底打ちとなっている。今期(13年12月期)業績上振れの可能性も支援材料だろう。
情報サービス事業(情報処理、情報システム構築、ソフトウェア受託開発)と、収納代行サービス事業(コンビニ収納代行、郵便振替決済代行、ネットショッピング決済、電子マネー決済)を展開している。クラウドサービスや電子マネーへの対応を強化し、12年にはコンビニを窓口とする国際送金サービスも開始した。
7月30日発表の第2四半期累計(1月~6月)連結業績(7月23日に増額修正)は前年同期比5.3%増収、同51.7%営業増益、同44.1%経常増益、同51.7%最終増益だった。情報サービス事業が同1.5%増収、収納代行サービス事業が同9.3%増収と順調だったことに加えて、情報サービス事業の採算が想定以上に改善したため計画を上回った。
■第2四半期の営業利益51%増益で通期上振れの可能性
通期の見通しは前回予想を据え置き、売上高が前期比8.3%増の253億円、営業利益が同11.8%増の10億10百万円、経常利益が同8.8%増の10億10百万円、純利益が同11.8%増の5億78百万円としている。通期見通しに対する第2四半期累計の進捗率は売上高が47.9%、営業利益が52.2%、経常利益が51.5%、純利益が51.0%である。
新データセンターの費用が発生するが、情報サービス事業では郵便局関連の情報処理サービスやオートオークション向けシステム案件などが順調だ。収納代行サービスでは既存取引先の収納件数増加に加えて新規取引先獲得が寄与する。情報サービス事業の採算改善で第2四半期累計が計画を上回ったことを考慮すれば、通期上振れの可能性があるだろう。
なお7月30日に発表した立会外分売(8月5日に分売予定期間の変更を発表)は、8月22日に実施(分売株式数35万株、分売値段942円)した。
株価の動き(7月1日付で株式2分割)を見ると、7月17日に戻り高値となる1250円を付ける場面があったが、その後は水準を切り下げて軟調展開となり、8月21日には971円まで調整する場面があった。立会外分売に対する思惑も影響したようだ。ただし6月27日の安値952円を割り込むことなく、8月22日は前日比55円(5.66%)高の1026円まで急反発する場面があった。
8月23日の終値1029円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS63円30銭で算出)は16倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想に株式分割を換算した年間20円で算出)は2.0%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS681円64銭で算出)は1.5倍近辺である。週足チャートで見ると26週移動平均線近辺から反発する形であり、下値支持線を確認して反発局面が期待される。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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