概況からBRICsを知ろう~ブラジル市場は3日ぶり反発、中国指標の改善で資源関連に買い集中

2013年8月23日 09:53

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記事提供元:フィスコ


*09:53JST 概況からBRICsを知ろう~ブラジル市場は3日ぶり反発、中国指標の改善で資源関連に買い集中
 

【ブラジル】ボベスパ指数 51397.66 +1.97%
昨日22日のブラジル市場は3日ぶりの大幅反発。主要指標のボベスパ指数は前日比992.46ポイント高(+1.97%)の51397.66で取引を終えた。指数構成銘柄の値上がりは47、値下がり23、変わらず1と買いが優勢。ヘルスケアを除くすべてのセクターが買われ、中でも石油・ガスや素材に買いが集中した。

買いが先行した後は上げ幅を急速に拡大させ、引けまで高値圏で推移した。最大の貿易相手国である中国の経済指標が好調だったことを受け、鉄鉱石ヴァーレ(VALE3)など資源関連に買いが集中。HSBCが発表した8月の中国製造業購買担当者指数(PMI)は4カ月ぶりの高水準を記録し、市場予想を上回った。

【ロシア】MICEX指数 1396.65 +1.46%
22日のロシア市場は3日ぶりの反発。主要指標のMICEX指数は前日比20.05ポイント高(+1.46%)の1396.65で取引を終了した。指数の構成銘柄では値上がり45、値下がり5と買いが優勢となった。

小幅安で寄り付いた後は上げ幅をじりじりと拡大させた。欧州と中国の製造業購買担当者景気指数(PMI)がともに好調だったことが買い安心感を与えた。鉄鋼や金属、石油など資源銘柄に買いが集中し、指数の上昇をけん引した。

【インド】SENSEX指数 18312.94 +2.27%
22日のインドSENSEX指数は5営業日ぶりに反発。中盤以降に急速に値を伸ばした。前日公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録を受け、同国が量的緩和を早期に縮小させるとの思惑が再燃。22日の外国為替相場では通貨ルピーが対米ドルで過去最安値を更新した。一方、株式相場では好材料の出た素材セクターが軒並み大幅高となって指数を支援。中国の景況感改善でアジア株価が大きく崩れなかったことも安心材料となり、欧州時間に買い戻しが勢いづいた。

【中国本土】上海総合指数 2067.12 -0.28%
22日の上海総合指数は反落。8月のHSBC製造業購買担当者指数(PMI)速報値が市場予想を上回り、好不況の分れ目となる50を上回ったことで前場はしっかりと推移。ただ、その後は上げ幅を縮小し、大引けにかけてマイナス圏に沈んだ。東南アジアの通貨安や経済不安が圧迫材料。また、米量的緩和の早期縮小観測が新興国からの資金流出懸念を強めた。さらに、スペインやポルトガルなど一部ユーロ国家が9月に債務償還のピークを迎えることも警戒された。《FA》

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