【株式評論家の視点】スターティアは4日ぶりの反落で上げ一服、電子ブック関連で押し目買いに

2013年8月22日 09:24

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄の見所>

  電子ブック、ITネットワーク環境からファシリティまで、オフィスのトータルコンサルティングを手がける、スターティア <3393> (東マ)は、21日(水)25円安(-2.08%)の1175円と4営業日ぶりに反落。講談社やKADOKAWAなど出版社が電子書籍のタイトル数を大幅に拡充することから、日本の電子書籍市場の拡大に弾みがつくとの期待感が高まり、スターティアは電子書籍関連として見直され買われていたが、上げ一服となっている。

■電子ブック作成ソフト「アクティブック絶好調

  同社の手がける電子ブック作成ソフト「アクティブック」は、スマートフォンやタブレット端末に対応した電子ブックデータが、冊子印刷物の体裁のまま一度の操作で制作できるワンオーサリング/マルチデバイスが特徴。約2000社の導入実績を誇る実績を持つアクティブックシリーズが、新たにオーサリングソフトと連携して電子ブックの配信や管理ができるクラウド型とマルチデバイスでヒートマップ式ログ解析ができるタイプがパッケージ化され本年パワーアップしており、今後の成長加速が期待される。

  足元の業績、「スターティア中期3ヵ年計画」の最終年度となる今3月期は、国内に留まらずアジアへのサービス展開を推進するとともに、引き続き、ワンビリングで提供できるソリューションなどの商材ラインナップを拡充し既存顧客の囲い込みを一層強化するとともに、電子ブック関連サービスやクラウド関連サービスの開発を推進し、売上高は81億6000万円(前年同期比22.9%増)、営業利益は8億円(同21.9%増)、経常利益は8億円(同22.0%増)、純利益は4億円(同2.3%増)と連続最高益更新見通し。

  株価は、5月13日につけた年初来の高値1794円から6月27日安値980円まで調整を挟んで7月26日高値1331円まで上昇。その後、1100円処を下値にもみ合いとなっている。

  電子ブック制作サービス「アクティブック」中国語版対応が完了。業務・資本提携先のホーマデジタルの販売チャネルやノウハウを活かし台湾市場にて拡販。海外での展開への期待感も高まっている。1100円処が下値として確認された感があり、ここからの押し目は注目されよう。(株式評論家・信濃川)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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