NYの視点:7月FOMC議事録、QE縮小に向けた軌道上

2013年8月22日 07:02

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記事提供元:フィスコ


*07:02JST NYの視点:7月FOMC議事録、QE縮小に向けた軌道上

米連邦準備制度理事会(FRB)が公表した米連邦公開市場委員会(FOMC)会合議事録(7月30-31日開催分)は、政策の大きな変更を示唆するものではなかった。また、注目の資産購入策縮小のタイミングではメンバーの見解が分かれ、時期に関するヒントも得られなかった。

ただ、ほとんどのメンバーは、バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長が提示した資産購入の出口戦略のロードマップ(年内にQE縮小を開始し、2014年の半ばに失業率が7%近くに低下した際、QEを終了する。金利の引き上げは2015年)に支持を表明。同時に、住宅市場の改善や雇用も予想通りに改善を示しているとの評価を受けて、一部のアナリストの間では「9月のQE縮小は確実」との意見も根強い。

量的緩和第3弾(QE3)縮小の時期はまだ明確ではないが、7月末時点で年内の縮小に向けて進んでいることだけは確実となった。議事録によると、数人のメンバーが「もし追加緩和が必要となった場合、失業率の基準を引き下げる」ことを提案したという。引き締めの目安とされている失業率基準が現在の6.5%から引き下げられない限り、FRBは計画通り資産購入の縮小に向かっている証拠だと言える。《KO》

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