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【編集長の視点】ファミリーマートはもみ合い、コンビニ株は7月既存店売上高がマイナス転換し売り買い交錯
<マーケットトーク>
ファミリーマート <8028> は、45円安の4305円と反落して始まったあと、5円高と戻すなど前日終値を挟みもみ合っている。前日20日大引け後に日本フランチャイズチェーン協会が、7月度のコンビニエンスストア(CVS)売上高統計を発表、既存店売上高が、前年同月比0.8%減と2カ月ぶりにマイナス転換したことから、猛暑関連特需期待が空振りに終わったとする利益確定売りと売り方の買い戻しが交錯している。
コンビニ株は同社株のほか、ローソン <2651> が、30円安の7760円、セブン&アイ・ホールディングス <3382> が、45円安の3410円とそれぞれ5営業日続落し、ミニトップ <9946> が、9円高の1555円と反発するなど高安マチマチでスタートしている。
前日は、後場取引時間中の14時30分に日本百貨店協会も、7月の全国百貨店売上高を発表、主力の夏物衣料を中心に苦戦が続いて前年同月比2.5%減と3カ月ぶりにマイナスとなり、大手百貨店株は大引けにかけ下げ幅を拡大した。「アベノミクス」の資産効果の優等生である個人消費関連の百貨店業界に続き、CVS業界が、早くも息切れを示唆したことは、今後のマーケットの投資銘柄不足、展開難への懸念を強めそうだ。
7月度のCVS売上高は、既存店売上高が、0.8%減と前月の13カ月ぶりのプラスから落ち込み、全店では、4.6%増と5カ月連続で前年同月を上回った。7月前半は高温で猛暑日となり、飲料やアイスクリームなどの夏物商材が好調に推移し、来店客数も全店・既存店とも前年同月を上回ったが、後半は、北・東日本で晴れの日が少なく、東北地方を中心に平年を下回る気温となり、タバコ購入者の減少も重なってマイナス転換した。
ファミリーマ-トの株価は、年初来高値4795円から今2月期の続伸予想業績が、市場コンセンサスを下回るとして3810円まで調整、猛暑による月次売上高のプラス転換に反応して4700円の戻り高値をつけ4200円台の中段固めを続けている。PERは18倍台と市場平均をやや上回っており、売り長となっている信用好需給も意識され強弱感の綱引きが続こう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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