米国の量的緩和縮小、国債利回り上昇もジャンク債には投資妙味

2013年8月19日 08:53

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記事提供元:フィスコ


*08:54JST 米国の量的緩和縮小、国債利回り上昇もジャンク債には投資妙味
米連邦準備理事会(FRB)が9月にも毎月850億ドルの資産購入プログラムを縮小させるとの思惑から、米国債券市場では利回り上昇(債券価格は下落)に弾みがついている。

一方、バーナンキFRB議長が6月19日に量的緩和の縮小に言及して以来、「CCC」(トリプルC)格のジャンク債(投資不適格債)のみが0.9%というプラスのリターンをもたらした。同期間中、投資適格級の格付けを持つ債券の損失は1.3%、「BB」(ダブルB)格のジャンク債のリターンは0.8%のマイナスに転落。

高リスクの債券は高めの利回りを提供する傾向があるため、購入価格をより早くリペイ(取り戻す)できる点が格付けの低い債券への投資妙味を高めている背景。

このため、投資家が要求するトリプルC格社債と無リスク国債との上乗せ利回り(スプレッド)は同期間中に20ベーシスポイント(bp)縮まる結果となった。《RS》

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