前場に注目すべき3つのポイント~先物への仕掛け的な動きに注意する展開へ

2013年8月9日 08:25

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記事提供元:フィスコ


*08:25JST 前場に注目すべき3つのポイント~先物への仕掛け的な動きに注意する展開へ

9日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:SQ通過後は夏休みモード、ナイトセッションの安値意識も
■外資系証券の注文動向:差し引き150万株の買い越し
■前場の注目材料:太平洋セメント<5233>や三菱マテリアル<5711>などがコンセンサス上振れ決算を発表

■SQ通過後は夏休みモード、ナイトセッションの安値意識も

☆日経225想定レンジ:上限13700円-下限13500円

9日の東京市場はこう着感の強い相場展開になりそうだ。8日の米国株式相場は、NYダウが4日ぶりに反発。中国が発表した7月の貿易統計で、輸出額が前年同月比で2ヶ月ぶりに増加したことが材料視されたようである。これを受けたシカゴ日経225先物清算値は大証比30円高の13650円だった。日経平均は薄商いのなか、直近2日間で800円弱下げており、若干のリバウンドは期待したいところか。

もっとも、オプションSQ通過後は、機関投資家の多くは夏休みモードに入ると考えられる。参加者が限られるなか、決算を手掛かりとした個別物色が中心となり、全体相場を大きく動かす流れは限られそうだ。とはいえ、売買代金が連日2兆円程度の低水準のなか、先物主導による仕掛け的な商いには注視する必要はありそうだ。

参加者が限られるなか、ヘッジファンドなどの仕掛け的な商いによって現物市場へのプログラム売買を誘発させてくる可能性はある。8日の東京市場ではファナック<6954>など指数インパクトの大きい値がさ株の、短時間での荒い値動きが目立っていた。

ひとまずシカゴ先物水準での落ち着いたSQとなろうが、円相場は一時95円台に突入したほか、大証先物はナイトセッションで一時13390円まで下げる局面をみせている。この水準は一目均衡表の雲下限レベルでもあり、心理的に意識されてくるだろう。下値不安が燻るなかでは、積極的なリバウンド狙いの資金は期待しづらく、個別単位での短期的な値幅取りにとどまりそうだ。

■外資系証券の注文動向:差し引き150万株の買い越し

朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り1050万株、買い1200万株、差し引き150万株の買い越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。

8月2日(金):560万株の買い越し
8月5日(月):470万株の買い越し
8月6日(火):10万株の売り越し
8月7日(水):260万株の買い越し
8月8日(木):630万株の売り越し

■前場の注目材料

・リバウンド期待も先物への仕掛け的な動きに注意する展開へ
・待機児童ゼロへ国が支援の対策、全国351自治体が参加へ
・太平洋セメント<5233>や三菱マテリアル<5711>などがコンセンサス上振れ決算を発表

☆前場のイベントスケジュール

<国内>

08:30 閣議後、閣僚会見予定
08:50 7月マネーストックM3(前年比予想:+3.1%、6月:+3.0%)
08:50 6月第3次産業活動指数(前月比予想:-0.4%、5月:+1.2%)
11:00 菅官房長官、定例記者会見

<海外>

10:30 中国・7月消費者物価指数(前年比予想:+2.8%、6月:+2.7%)
10:30 中国・7月生産者物価指数(前年比予想:-2.1%、6月:-2.7%)
10:30 豪準備銀行の四半期金融政策報告《KO》

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