概況からBRICsを知ろう~ロシア市場は4営業日続落、原油安や外部環境の悪化などを警戒

2013年8月8日 09:53

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記事提供元:フィスコ


*09:53JST 概況からBRICsを知ろう~ロシア市場は4営業日続落、原油安や外部環境の悪化などを警戒
【ブラジル】ボベスパ指数 47446.71 -0.05%
昨日7日のブラジル市場は3日ぶりに反発。主要指標のボベスパ指数は前日比24.86ポイント(-0.05%)高の47446.71で取引を終えた。指数構成銘柄の値上がりは27、値下がり43、変わらず1と売りが優勢。セクター別では、資本財やヘルスケアが売られた半面、素材や公益が高い。

前日の終値近辺でこう着感の強い展開を続けた。鉄鋼大手ナショナル製鉄(CSNA3)が予想に反する好決算を発表したことが同セクターの支援材料。同社はこのほど、4-6月期の純利益が4億9450万レアル(約206億円)に上ったと発表した。これは市場予想の9720万レアルを大幅に上回る。また、インフレの落ち着きも利上げペースの鈍化観測を強めた。ブラジル地理統計資料院(IBGE)は7日、7月の拡大消費者物価指数(IPCA)が前月比で0.03%に鈍化し、前月の0.26%を下回ったと発表。市場予想は0.00%だった。

【ロシア】MICEX指数 1362.91 -0.13%
7日のロシア市場は4営業日続落。主要指標のMICEX指数は前日比1.74ポイント安(-0.13%)の1362.91で取引を終了した。指数の構成銘柄では値上がり30、値下がり19、変わらず1と買いが優勢となった。

売りが先行した後はいったんプラス圏を回復したが、その勢いは続かなかった。NY原油先物の続落が資源関連の圧迫材料。また、米国の量的緩和が早期に縮小されるとの懸念が根強いことも指数の重しとなった。

【インド】SENSEX指数 18664.88 -0.36%
7日のインドSENSEX指数は続落。下げ幅は限定的だったが、マイナス圏でさえない値動き。米連邦準備理事会(FRB)が量的緩和を早期に縮小させるとの思惑が意識されたほか、外国為替市場での通貨ルピー下落が根強い圧迫要因になった。また、タタ自動車の四半期決算が予想を下回るなど、景気回復の遅れが企業業績に打撃を与えるとの不安も警戒されたようだ。ただ、SENSEX指数は前日に大幅下落した後とあり、18500近辺で底値を確認すると買い戻しが優勢になる場面も。

【中国本土】上海総合指数 2046.78 -0.67%
7日の上海総合指数は7営業日ぶりの反落。前半は底堅い展開を示したが、後半は下げ幅をじりじりと拡大させた。連日の上昇で高値警戒感が強まったほか、翌8日から7月の貿易収支やインフレ率など主要経済指標の発表を控え、積極的な買いが手控えられたもよう。外部環境では、東京市場の急落が警戒され、後半には利益確定売りが広がった。また、米国の量的緩和が早期に縮小されるとの観測も相場の重しとなった。《FA》

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