前場に注目すべき3つのポイント~決算物色が中心、円高メリットに資金逃避も

2013年8月8日 08:30

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記事提供元:フィスコ


*08:30JST 前場に注目すべき3つのポイント~決算物色が中心、円高メリットに資金逃避も

8日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:日銀会合後の為替動向に関心、物色は決算要因での個別対応か
■外資系証券の注文動向:差し引き630万株の売り越し
■前場の注目材料:クボタ<6326>や島津製<7701>、京急<9006>、マツモトキヨシ<3088>など決算関連に注目

■日銀会合後の為替動向に関心、物色は決算要因での個別対応か

☆日経225想定レンジ:上限13850円-下限13600円

8日の東京市場は様子見姿勢の強い相場展開になりそうだ。7日の日経平均は576円安と大幅に反落し、終値では5営業日ぶりに14000円を割り込んでいる。同日の米国株式相場は、連銀による緩和策の規模縮小への懸念がくすぶるなか、NYダウ、ナスダックともに下落している。シカゴ日経225先物清算値は大証比140円安の13720円となり、これにサヤ寄せする形で売りが先行する展開になろう。

日経平均は直近安値の13600円処が意識されやすく、この水準まで調整をみせてくるようだと、いったんはリバウンドを狙った動きも期待されてくる。ただし、今週に入り東証1部の売買代金は低水準であり、薄商いの中を先物主導によるインデックス売買などに振らされる相場展開が続いている。9日にはオプションSQを控えるなか、仕掛け的な動きも警戒される。

また、日本銀行の金融政策委員会・金融政策決定会合の結果が注目される。金融政策の維持は織り込み済みだが、景気回復の広がりが示されるようだと支援材料になりそうだ。ただし、結果を受けて円相場が大きく変動をみせてくる可能性があるため、円相場を睨みながらの神経質な展開になろう。

物色の流れとしては引き続き決算を手掛かりとした個別対応であろう。7日の下げでは指数インパクトの大きいファーストリテイリング<9983>が6%超、ソフトバンク<9984>が一時5%超の下げ、KDDI<9433>が6%、ファナック<6954>が4%超と、軒並み日経平均を上回る下落率となっており、日経平均の大幅な下げにつながっていた。これら値がさ株が切り返せないようだと、個別シフトが一段と強まることになりそうだ。

■外資系証券の注文動向:差し引き630万株の売り越し

朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り1680万株、買い1050万株、差し引き630万株の売り越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。

8月1日(木):170万株の売り越し
8月2日(金):560万株の買い越し
8月5日(月):470万株の買い越し
8月6日(火):10万株の売り越し
8月7日(水):260万株の買い越し

■前場の注目材料

・米国株安・円高を受けて売り先行へ、売り一巡後は日銀会合結果を見極め
・安倍トレードの手仕舞いや日銀の緩和観測後退で円高進行、円高メリットに資金逃避も
・クボタ<6326>や島津製<7701>、京急<9006>、マツモトキヨシ<3088>など決算関連に注目

☆前場のイベントスケジュール

<国内>

08:50 対外対内証券売買(先週分、財務省)
08:50 国際収支(6月、財務省)
08:50 貸出・預金動向(7月、日本銀行)
09:00 日本銀行、政策委員会・金融政策決定会合(2日目、終了後直ちに結果公表)
11:00 オフィス空室状況(7月末、三鬼商事)

<海外>

10:00 韓国銀行(中央銀行)、政策金利発表
10:30 豪・失業率(7月)《KO》

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