14000円の攻防、売り仕掛けも連日でキープなるか/ランチタイムコメント

2013年8月7日 11:55

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記事提供元:フィスコ


*11:55JST 14000円の攻防、売り仕掛けも連日でキープなるか
 日経平均は大幅に下落。275.92円安の14125.14円(出来高概算11億2000万株)で前場の取引を終えている。6日の米国株安のほか、円相場が円高に振れて推移するなか、売り優勢の展開となった。シカゴ225先物清算値は14200円だったが、大証225先物はこれを下回る14090円で始まるなど、ギャップ・ダウンに。日経平均はその後も下げ幅を広げ、前場半ばには一時14020.07円と14000円割れ寸前まで下げ幅を広げている。
 指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテイリング<9983>、ソフトバンク<9984>、KDDI<9433>、ファナック<6954>、東エレク<8035>など値がさの一角が軒並み値を下げており、日経平均の重しに。セクターでは、ゴム製品、保険、小売、陸運、証券、その他金融が2%を超える下げとなった。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が全体の8割を占めている。
 日経平均は前日の上昇部分をあっさり帳消しにしている。出来高は11億株と低水準のなか、先物主導によるインデックス売買で下げ幅を広げている。ただ、トヨタ<7203>が寄付きからは下げ幅を縮めるなど、やや底堅さも意識されている。日経平均は昨日同様、14000円を割り込まずにいるようだと、ショートカバーの流れも意識されてきそうである。
 TOPIXは1.58%の下落となり、後場は日銀のETF買い入れによる需給が下支えとなる。また、日経平均の14000円の心理的な攻防から、売り仕掛け的な動きも警戒されるなか、同水準で強弱感が対立しよう。もっとも、好業績銘柄などは売りが先行した後に切り返す動きをみせており、押し目買い意欲は強いと考えられる。日経平均が瞬間的に14000円割れを見せてくるようなら、好業績銘柄への押し目狙いの好機にもなりそうだが。(村瀬智一)《FA》

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