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【悩める新興国】インドネシア:成長鈍化、インフレ、貿易赤字、政治不安・・・
記事提供元:フィスコ
*08:53JST 【悩める新興国】インドネシア:成長鈍化、インフレ、貿易赤字、政治不安・・・
インドネシア政府が今月2日発表した2013年4-6月期(第2四半期)の実質国内総生産(GDP)成長率は前年同期比5.81%となった。これは市場予想(ブルームバーグ)の5.90%と前四半期の実績6.03%(改定値)をともに下回り、2010年以来の低い伸び率となる。
同国の主力産品となるパーム油やコーヒーなど商品相場が下落し、貿易赤字は6月に8億4700万米ドルと、前の月の5億2700万米ドルから膨れ上がった。
また、財政赤字を圧迫する燃料補助金の負担を減らすため、政府は国内の燃料管理価格の引き上げを決定。これがインフレ圧力を高め、7月の消費者物価指数(CPI)上昇率は前年同月比8.61%と、約4年半ぶりの高水準に達した。
経済成長鈍化やインフレ高進、経常赤字拡大が同時進行する中、同国では株式、為替、債券がトリプル安の商状。来年の総選挙では現職のユドヨノ大統領の再選が認められておらず、政治の先行きにも不安感が募る。
米量的緩和の早期縮小観測で、外国人が新興国市場から資本を引き揚げる動きが強まっている。モルガン・スタンレー証券はブラジル、トルコ、南アフリカ、インド、インドネシアの5通貨を「フラジャイル・ファイブ(fragile five)」と銘打ち、現在の状況にもっとも脆弱(ぜいじゃく)な通貨クラブに指定している。《RS》
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