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【中国から探る日本株】政府が補助金増額を発表、農機業界は工業全体を上回る成長に
記事提供元:フィスコ
*08:03JST 【中国から探る日本株】政府が補助金増額を発表、農機業界は工業全体を上回る成長に
中国財政部は5日、2013年の農業機械購入補助金として中央政府予算から217億5000万元(約3480億円)を割り当てることを明らかにした。これは前年の助成枠215億元を上回る水準。併せて、大型のトラクターやコンバインなどを対象に、補助金の上限を引き上げることも発表した。
中国政府は、経済格差などに代表される「三農(農業・農村・農民)」問題の是正に長年取り組んでおり、その一環として農業の機械化を推進。毎年初に発表される「中央1号文件」(中国政府のその年の最重要政策課題を示す文書)では、10年連続でこの三農問題を主題に選んでいる。
こうした長期的な政策支援を受け、中国の農機市場は安定成長を維持している。昨年の農機業界の生産高は前年比19.1%増となり、鉱工業生産全体の伸び(10.0%)を上回った。今年上期の増加率は14.3%にやや減速したが、それでも鉱工業生産全体(9.3%)よりは高い水準を確保している。
日本の農機メーカーでは、クボタ<6325>、井関農機<6310>、ヤンマーの大手3社が中国市場に進出。各社いずれも政府推奨品リスト(合弁会社の製品も含む)に選ばれており、政策面での恩恵が期待される。なお、井関農機では2013年3月期に中国事業が2桁成長し、海外事業で最大の売上比率を占める地域へと成長している。《NT》
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