【アナリスト水田雅展の銘柄分析】インテージは5月高値の9合目に到達、8日発表の決算に注目

2013年8月2日 14:29

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  市場調査最大手のインテージ <4326> の株価は2500円どころへ水準を切り上げて出直り感を強めている。年初来高値2787円(5月)に対し9合目まで到達し高値に手の届く位置にある。8月8日予定の第1四半期(4月~6月)業績発表が接近して期待感が広がる可能性もあるだろう。

  小売店パネル調査や消費者パネル調査などの市場調査・コンサルティング事業を主力に、M&Aの積極活用で医薬品開発支援などにも事業領域を広げている。ベトナムの市場調査会社FTA、医療情報総合研究所、医療関連インターネット調査会社プラメド、香港の市場調査会社CSG香港などを子会社化し、NTTドコモ<9437>との合弁会社ドコモ・インサイトマーケティングも設立した。アジア市場への本格展開も注目されるだろう。

  なお13年10月1日付けで持株会社制へ移行して、インテージホールディングスに商号変更する予定だ。

■10月にホールディングへ移行、全国個人消費者パネル調査が好調

  今期(14年3月期)連結業績見通しについては売上高が前期比7.8%増の430億52百万円、営業利益が同9.0%増の36億06百万円、経常利益が同5.3%増の33億83百万円、純利益が同48.9%増の18億61百万円としている。市場調査・コンサルティング事業で全国個人消費者パネル調査などが好調に推移し、医薬品開発支援事業の収益改善、前期計上した特別損失の一巡なども寄与する見込みだ。

  株価の動きを見ると、6月の安値圏2200円~2400円近辺のレンジから上放れる形で2400円台に水準を切り上げた。7月24日には戻り高値となる2533円まで上伸する場面があり、下値固めが完了して出直り態勢のようだ。

  8月1日の終値2476円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS185円10銭で算出)は13~14倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間55円で算出)は2.2%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1534円58銭で算出)は1.6倍近辺である。週足チャートで見ると13週移動平均線を回復した。今期好業績見通しで指標面に割高感はなく、出直り本格化が期待される(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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