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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アートスパークホールディングスは88円高の急伸、5月高値に肉薄、電子書籍人気
グラフィクス制作支援や電子書籍関連のアートスパークホールディングス <3663> (東2)の株価が動意付いている。2日(金)は88円高の458円と5月の高値468円に急接近しており、突破すれば一段高の可能性があるだろう。
セルシスとエイチアイが12年4月に統合した持株会社で、電子書籍ビューア「BS Reader」やグラフィクスソリューションなどのコンテンツソリューション事業、グラフィクスコンテンツ制作支援ツールなどのクリエイターサポート事業、3Dグラフィックス描画エンジンなどミドルウェア関連のUI/UX事業を展開している。両社の高度なグラフィクス分野の技術を結集・強化する一方で、ゲーム受託開発などのアプリケーション事業は事業構造改革の一環で縮小方針としている。
■第2四半期は期初予想上回る、中国も拡大
7月26日発表した今期(13年12月期)第2四半期累計(1月~6月)の連結業績は、売上高が18億58百万円、営業利益が17百万円、経常利益が28百万円、純利益が17百万円だった。経営統合した前年同期との比較はできないが、クリエイターサポート事業が好調に推移し、UI/UX事業で下期に予定していた売上の一部を計上したため、期初計画を上回った。
通期の見通しについては前回予想を据え置き、売上高が37億円、営業利益が1億円、経常利益が95百万円、純利益が90百万円としている。8月1日には、子会社セルシスが中国の合弁会社UNICORNを介して、急拡大する中国のグラフィックマーケットへ人型入力デバイス「QUMARION(クーマリオン)パッケージ」の提供を開始したと発表している。収益への寄与が期待されるだろう。
株価の動きを見ると、7月23日に戻り高値となる444円まで上伸した後一旦は反落したが、8月1日には前日比80円(23.67%)高の418円まで急騰する場面があり、再動意の形となった。
8月1日の終値376円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS13円56銭で算出)は28倍近辺である。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線を一気に回復した。高値圏に回帰して5月13日の年初来高値468円を突破すれば一段高の可能性があるだろう(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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