前場に注目すべき3つのポイント~個人投資家のマインド低下には警戒感

2013年7月30日 08:27

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記事提供元:フィスコ


*08:28JST 前場に注目すべき3つのポイント~個人投資家のマインド低下には警戒感

30日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:日経平均は踏ん張り処、業績評価の動きに期待
■外資系証券の注文動向:差し引き20万株の売り越し
■前場の注目材料:個人投資家のマインド低下で中小型株は利益確定売りが向かいやすい

■日経平均は踏ん張り処、業績評価の動きに期待

☆日経225想定レンジ:上限13650円-下限13500円

30日の東京市場はボトムを探る展開になりそうだ。週明け29日の米国株式相場は、NYダウ、ナスダックともに下落した。日本をはじめとするアジア市場の大幅な下げや、30-31日に連邦公開市場委員会(FOMC)の開催を控えて様子見ムードが強まった。シカゴ日経225先物清算値は大証比80円安の13520円となり、日経平均はこれにサヤ寄せする格好でのギャップ・ダウンからのスタートとなろう。

一方、テクニカル面ではボトムを探る展開が意識される。日経平均は4営業日続落となっているが、この4日間の下落幅は1100円を超えており、約1ヶ月ぶりの水準。13500円処にボリンジャーバンドの-1σや一目均衡表の雲下限が位置しているため、同水準が支持線として意識されやすい。

特に雲下限をサポートにリバウンドを見せられないと、8月以降は遅行スパンなどのシグナルが悪化する。決算が本格化するなか、テクニカル面の悪化がより手控え要因つながる可能性があるため、同水準で踏ん張りをみせたいところであろう。

物色としては決算を手掛かりにした個別対応になろう。日経平均は連日で大幅な下げを余儀なくされたが、26日に決算を発表したファナック<6954>が終日堅調だった。また、29日前引け後に決算を発表した大東建託<1878>が切り返したほか、日本トリム<6788>、東洋機械<6210>など決算評価の買いが継続している銘柄も目立つ。

29日大引け後に決算を発表した三井住友<8316>は、ADRで3%近い上昇をみせている。業績評価の動きが強まるようなら、先物主導による日経平均の不安定な値動きに対しても、市場のムードは悪くならないであろう。FOMCの結果を前に上値追いは限られるものの、底堅い相場展開が期待される。

■外資系証券の注文動向:差し引き20万株の売り越し

朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り1370万株、買い1350万株、差し引き20万株の売り越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。

7月23日(火):1260万株の買い越し
7月24日(水):540万株の買い越し
7月25日(木):590万株の買い越し
7月26日(金):760万株の売り越し
7月29日(月):600万株の売り越し

■前場の注目材料

・日経平均の4日間の下落幅は1100円超、様子見ムードもボトムを探る展開へ
・個人投資家のマインド低下で中小型株は利益確定売りが向かいやすい
・文化庁が電子出版権を創設する方針との報道、電子書籍関連の動向に注目

☆前場のイベントスケジュール

<国内>

08:30 閣議後、閣僚会見予定
08:30 6月完全失業率(予想:4.0%、5月:4.1%)
08:30 6月有効求人倍率(予想:0.91倍、5月:0.90倍)
08:50 6月鉱工業生産指数速報(前月比予想:-1.5%、5月:+1.9%)
11:00 菅官房長官、定例記者会見

<海外>

10:30 豪・6月住宅建設許可件数(前月比予想:+2.0%、5月:-1.1%)《KO》

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