今日の為替市場ポイント:消費増税の実施を巡って市場はやや混乱しているとの声

2013年7月30日 08:22

印刷

記事提供元:フィスコ


*08:22JST 今日の為替市場ポイント:消費増税の実施を巡って市場はやや混乱しているとの声

昨日29日のドル・円相場は、東京市場では98円26銭から97円64銭まで軟調推移。欧米市場では、一時98円18銭まで値を戻したが、97円95銭で取引を終えた。

本日30日のドル・円は、98円前後で取引される見込み。7月30日-31日の米FOMC会合の結果判明を待つ状況だが、日経平均株価が反転した場合、リスク回避的な円買いは縮小し、ドル・円は98円台前半まで反発する可能性がある。

消費増税の実施を巡って市場はやや混乱しているとの声が聞かれている。29日の東京市場で日経平均株価は468.85円下げた。30日-31日に開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合で量的緩和策の段階的な縮小について議論されるとの見方が広がっており、投資家などがポジション調整を進めていることも株安の一因ではないかと見られている。

しかしながら、外国人投資家の間では、消費増税導入は株式相場にとって明らかにマイナスとの見方が多く、2014年4月の消費増税導入が警戒されている。安倍政権は消費増税導入を先送りするとの観測が浮上していたが、麻生財務相などは、消費税引き上げを先送りすることには反対の立場である。

市場参加者の一部は、消費増税を巡って自民党内での意見対立が深刻になった場合、安倍首相の進退問題に発展する可能性があると指摘している。《KO》

関連記事