概況からBRICsを知ろう~ロシア市場は3日ぶり小反発、原油安などを受けて上値の重い展開

2013年7月29日 09:42

印刷

記事提供元:フィスコ


*09:42JST 概況からBRICsを知ろう~ロシア市場は3日ぶり小反発、原油安などを受けて上値の重い展開
【ブラジル】ボベスパ指数 49422.05 +0.72%
先週末26日のブラジル市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比355.30ポイント高(+0.72%)の49422.05で取引を終えた。指数構成銘柄の値上がりは38、値下がり28、変わらず5と買いが優勢。セクター別では、素材や石油・ガスが買われた半面、ヘルスケアや資本財が安い。

前半には利益確定売りに押される場面もあったが、その後は買い戻された。鉄鋼など資源関連の急伸が指数の上昇をけん引。鉄鋼大手ウジミナス(USIM5)の好決算が物色手がかりとなった。また、小売りなど内需関連に買いが継続したことも指数をサポート。インフレ鈍化の鮮明化が引き続き支援材料となったもようだ。

【ロシア】MICEX指数 1403.14 +0.09%
26日のロシア市場は3日ぶりの小反発。主要指標のMICEX指数は前日比1.26ポイント高(+0.09%)の1403.14で取引を終了した。指数の構成銘柄では値上がり23、値下がり26、変わらず1と売りが優勢となった。

終始狭いレンジでもみ合った。小売りなど内需関連や化学大手の上昇が指数をサポート。小売最大手マグニト(MGNT)が1-3月期に特別配当を実施すると発表したことが好感された。また、化学肥料のウラルカリイ(URKA)が反発したことも指数を下支え。最近の急落で売られ過ぎ感が強まったもようだ。

【インド】SENSEX指数 19748.19 -0.29%
26日のインドSENSEX指数は3日続落。米連邦準備理事会(FRB)が量的緩和策を長期間継続させるとの思惑が支援材料。また、インド準備銀行(中央銀行)の流動性引き締め策で株式相場は前日まで大幅下落しており、いったんは押し目買い意欲が強まった。とはいえ、準備銀行の引き締め策による景気全体への悪影響懸念は拭いきれず、銀行など金利敏感株を中心に次第に売りが優勢に。また、翌週30日に準備銀行の金融政策レビューを控え、警戒感がくすぶった。

【中国本土】上海総合指数 2010.85 -0.51%
26日の上海総合指数は3日続落。金融市場における金利上昇懸念の再燃が警戒材料。一部理財商品(財テク商品)の利回りが年20%に接近していると報じられた。また、工業情報省が過剰な生産能力を抱えている19業種について、旧式設備の整理リストを発表したことも関連セクターの圧迫材料となった。ただ、指数は下値では下げ渋る動きに。省エネ家電の購入補助が再開されるとの観測や輸出支援策への期待感から関連銘柄が買われた。《FA》

関連記事