【株式評論家の視点】日立製作所はグループ再編が進展、今期はピーク利益更新が有力

2013年7月9日 09:35

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄の見所>

  日立製作所 <6501> の本格出直り相場入りが有力だ。8日に証券会社がレーティング最上位を継続し、目標価格を900円から950円に引き上げたことで、改めて市場の関心が強まっている。レーティング最上位は証券各社に広く広がっており、株価の戻りにつれ、広範な見直し人気が流入することが予想される。

  7月1日に子会社の日立金属 <5486> と日立電線が7月1日に合併した。存続会社は日立金属。今回の合併は日立製作所が手掛けるグループ再編の一環。来年1月には火力発電システム事業を三菱重工業と統合する予定で、再編の動きはさらに前進する。そうした動きを背景に、今2014年3月期より2016年3月期を最終年度とする、成長の実現と日立の変革を目指す「2015中期計画」を発表した。最終年度には売上げ10兆円(2013年3月期実績9兆410億円)、営業利益率7%(同4.6%)超を目指している。   北米、ブラジル、英国、東欧、サブサハラ、南アフリカ、インド、東南アジア、中国、オーストラリアなど、世界の幅広い地域で、エネルギー、交通、水資源、ビッグデータ、都市、ヘルスケア、ロジスティクス、金融などの最適なソリューションを提供し、海外売上比率を2013年3月期の41%から2016年3月期には50%超にする計画だ。

  今2014年3月期については、営業利益5000億円と、前期比18%の増益が見込まれているが、アナリスト筋の見方は増額修正の方向で一致。1991年3月期のピーク利益5064億円を上回るとの見方が強い。株価を刺激する数字と言えそう。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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