関連記事
「ECB、BOEからFRBへの手紙、それは決別宣言に関する考察」
記事提供元:フィスコ
*16:03JST 「ECB、BOEからFRBへの手紙、それは決別宣言に関する考察」
4日、さりげなく重要なイベントが終了した。イングランド銀行においては、カーニ
ー新総裁のデビュー戦となる会合(MPC)が行われ、ECBは定例理事会が開催された。
BOE、ECBともに、特に大きな政策変更はなかったため、見過ごされやすいものであっ
たが、その中身を見ると、興味ある結果が示されることとなった。
実は、このふたつの中央銀行において共通点があった。(準)フォワードガイダンス
の導入であり、それは、FRBの推し進める出口政策とは一線を画する、あたかも決別
宣言かのようなものであった。
“準”というは、それぞれ正式的な導入には至っていないからである。カーニーBOE
新総裁は、本来、政策変更がない場合、声明文をださないものであったが、今回敢え
てそれを発表し、その文中にフォワードガイダンス的な文言が含まれていたのであ
る。
また、ECBも、「金利は長期にわたり現状もしくはこれを下回る水準に留まると予想
する」と表明した(これもフォワードガイダンス的な見解)のである。ここでの重要
なポイントは、この文言は全会一致であったということ。
これらが、BOE、ECBから同時に示されたという点では、明らかにFRBとは一線を画す
る共同宣言ともいえるのである。《FA》
スポンサードリンク

