後場に注目すべき3つのポイント~上海動向を注視、中小型株は需給を見極め

2013年6月27日 12:20

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記事提供元:フィスコ


*12:20JST 後場に注目すべき3つのポイント~上海動向を注視、中小型株は需給を見極め

27日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

・上海を睨みながらの展開が続く
・ドル・円は97円76銭付近、株高によるリスク選好的なドル買い
・不動産セクターの上昇が目立つ、後場も物色の広がりに注目

■上海を睨みながらの展開が続く

日経平均は大幅に上昇。247.00円高の13081.01円(出来高概算12億8000万株)で前場の取引を終えている。米国株式相場の上昇の流れを受けて買い先行で始まった。その後は中国・上海市場の動向を見極めたいとする慎重ムードから、一時12873.50円と前日比変わらず近辺まで上げ幅を縮める局面もみられている。ただ、警戒されていた上海市場が反発して始まると、先物主導で上げ幅を拡大している。

セクターでは不動産、鉄鋼、その他金融、機械、情報通信、医薬品、輸送用機器などがしっかり。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が全体の6割を占めている。一方、前日に総崩れとなったバイオ関連株は波乱含みの展開。iPSに関連する材料から動意付く動きもある反面、ストップ安をつける銘柄も散見されている。この影響もあってマザーズ指数は2%超の下落となっている。

ひとまず上海が小反発となったことが安心感につながっている。ただ、このところは上海指数の弱さを手掛かりに先物主導で売り仕掛け的な売買がみられているため、気が抜けない状況ではある。もっとも、上海がプラス圏をキープするようだと、反対にショートカバーにもつながりやすく、全体としては底堅い展開が期待される。そのほか、投信設定に伴う買いなども下支えとして意識される可能性がある。

物色としては、先物主導によるインデックスの影響を受けやすい銘柄に短期的な値幅取りの動きが出やすい。そのほか、ソフトバンク<9984>など個別の材料銘柄にも資金が向かいやすいとみられる。さらに、米国の落ち着きを背景としたトヨタ<7203>など自動車株の動向も注目されるところ。一方、iPS関連については、強弱感が対立しやすいだろう。

■ドル・円は97円76銭付近、株高によるリスク選好的なドル買い

ドル・円は97円76銭付近で堅調推移。ドル・円は一時97円85銭まで値を戻した。日経平均株価の上げ幅拡大や上海総合指数の上昇が好感されているようだ。日本、中国の主要株価指数が上昇していることから、リスク選好的なドル買いが再び優勢となりつつある。クロス円の取引では豪ドル買い・円売りのフローが観測されており、ドル・円の値動きに影響を与えているようだ。

■今後のポイント

・日経平均株価の上げ幅拡大→リスク選好な円売り拡大
・米1-3月期GDPの大幅な下方修正→ドル売り材料として強く意識されていないとの見方

12時17分時点のドル・円は97円76銭、ユーロ・円は127円40銭、ポンド・円は150円02銭、豪ドル・円は91円22銭付近で推移。上海総合指数は、1964.55(前日比+0.67%)で推移している。

■後場のチェック銘柄

・上海総合指数はやや上げ幅を縮小、後場も動向を注視へ
・マザーズ指数は一時8%超の下落、中小型株は引き続き需給を見極め
・不動産セクターの上昇が目立つ、後場も物色の広がりに注目

☆後場の注目スケジュール☆

<国内>

12:30 みずほ証券、「当面の内外株式市場見通し」(東証)
13:30 全産業活動指数(4月、経済産業省)

<海外>

16:55 独・失業率(6月)《KO》

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