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【ジャーナリスト&アナリスト・水田雅展の視点】電算システムは株式2分割権利落ち堅調、新データセンター費用発生するも、今12月期も2ケタ増益と好調
情報サービスの電算システム<3630>(東1)の株価は26日に株式2分割の権利を落とし1080円で始まった。権利付最終値2153円に対する妥当計算1076円を上回り堅調である。 情報サービス事業(情報処理、情報システム構築、ソフトウェア受託開発)と、収納代行サービス事業(コンビニ収納代行、郵便振替決済代行、ネットショッピング決済、電子マネー決済)を展開している。クラウドサービスや電子マネーへの対応を強化し、12年にはコンビニを窓口とする国際送金サービスも開始している。
今期(13年12月期)連結業績見通しについては売上高が前期比8.3%増の253億円、営業利益が同11.8%増の10億10百万円、経常利益が同8.8%増の10億10百万円、純利益が同11.8%増の5億78百万円としている。
新データセンターの費用が発生するが、情報サービス事業ではアウトソーシング業務の拡大、オートオークション向けや医療機関向けシステムインテグレーションの受注、収納代行サービスでは既存取引先の収納件数増加、ネット取引関連など新規取引先獲得が寄与する見込みだ。通期予想に対する第1四半期(1月~3月)の進捗率は売上高が22.8%、営業利益が28.1%、経常利益が27.9%、純利益が27.0%であり概ね順調な水準だろう。
なお4月30日に株式分割を発表し、6月30日を基準日(効力発生日7月1日)として1株を2株に株式分割する。株価の動き(6月26日の株式2分割権利落ち修正後)を見ると、5月2日の高値1365円から反落して6月7日の995円まで調整した。その後は1000円台で推移し二番底を形成中といえる。
6月26日の終値1018円を指標面(株式2分割後)で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS63円41銭で算出)は16倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間20円で算出)は2.0%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS681円64銭で算出)は1.5倍近辺である。
日足チャートで見ると75日移動平均線、週足チャートで見るとサポートラインとして意識される13週移動平均線近辺で下げ渋り感を強めている。下値固めの局面だが、好業績見通しを評価して出直り展開が期待されるだろう。(水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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