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欧米為替見通し:国家 対 市場の疑心暗鬼
*17:22JST 欧米為替見通し:国家 対 市場の疑心暗鬼
本日26日の欧米市場のドル・円は、東京・上海株式市場の下落を受けてニューヨーク株式市場も弱含みに推移することが予想されることで、上げ渋る展開が予想される。午後6時から予定されている安倍首相の記者会見に注目する展開。
世界的な株式・債券市場の下落を受けて、6月末決算のヘッジファンド勢は、米国の株式・債券だけでなく、安倍トレード(日本株買い・円売り)ポジションも手仕舞いつつあり、ドル・円は上げ渋る展開が続いている。
日本の債券市場は、黒田日銀総裁の異次元の量的・質的金融緩和宣言以来動揺しており、東京株式市場にもその動揺が波及しつつある。黒田日銀総裁の意図が市場へ伝達できていない模様で、市場は疑心暗鬼に陥っている。
米国の株式・債券市場は、バーナンキFRB議長による資産購入プログラムの縮小・停止のタイムテーブルの提示により、下落基調にある。バーナンキFRB議長の意図を市場は誤解している(WSJのFRBウォッチャー、ヒルゼンラス記者)模様で、物価連動国債(TIPS)の下落は、市場の混迷を現している。
中国の株式・金融市場も、李中国首相による強硬な姿勢を受けて混乱しており、上海総合指数は弱気相場入りしている。6月末に大量に満期を迎える中国の理財商品は、市場の時限爆弾、シャドーバンキング(影子銀行)の起爆装置となっている。中国政府は、シャドーバンキング壊滅に向けて時限爆弾を爆発させるのか、それとも、ギリギリの段階で信管を取り外してくれるのか、市場と国家のチキンレースは続く。
【今日の欧米市場の予定】
20:00 米・前週分MBA住宅ローン申請指数(前回:-3.3%)
21:30 米・1-3月期国内総生産確定値(前期比年率予想:+2.4%)
21:30 米・1-3月期国内総生産価格指数確定値(前期比予想:+1.1%)《KO》
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