【株式評論家の視点】日立国際電気は強さ際立つ、業績増額を織り込む相場に

2013年6月26日 10:11

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄の見所>

  日立国際電気 <6756> の戻り足が力強い。全般の波乱に巻き込まれ、5月8日の高値1250円から整理に入っていたが、6月7日の919円を底値に反転相場入りしてきた。6月24日には1195円と高値を視野に捉える水準にまで戻してきたが、これで高値からの下げ幅331円に対し、戻し幅276円となり、83%の戻り率を記録した。全般相場の出直りの局面では下げに強かった銘柄から買い直されていくのが経験則。高値クリアーへ躍進の可能性が強い。

  前2013年3月期の減収・減益決算から一転、今2014年3月期は売上げ1460億円と前期比5%増、営業利益も80億円と、同30%増が見込まれている。これをきっかけに5月8日に1250円の高値に買い進まれた。

  その決算を洗い直したアナリスト筋にはレーティング最上位継続、目標価格引き上げに進む向きが多く、会社側見通しの増額、来期の連続増益を想定しており、ここへきての株価の戻りの強さもそこらあたりに起因しているようだ。

  映像・無線ネットワーク部門は公共分野を中心に需要が堅調に推移する見通し。利益面では、これまでの構造改革の効果も期待できる。エコ・薄膜プロセス部門では、半導体メーカーの設備投資が回復する見通し。PC関連の急回復は期待し難いが、スマートフォンやタブレット端末などの一層の普及拡大を背景に、半導体需要が増加、これにあわせて半導体メーカーの設備投資が増勢基調に転じる見込みにある。

  アナリスト筋では今期の営業利益は会社側見通しの80億円を上回る100億円台乗せを想定する向きが圧倒的だ。来期の続伸見通しを合わせると天井はかなり押し上げられることになりそう。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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