NY金:反落で1377.8ドル、上値の重い動きは変わらず

2013年6月14日 07:03

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記事提供元:フィスコ


*07:03JST NY金:反落で1377.8ドル、上値の重い動きは変わらず

NY金は反落(COMEX金8月限終値:1377.8 ↓14.2)。12日には上昇したものの、上値の重い動きは変わらず13日の日中高値は1394.4ドルに留まり、レジスタンスのある1405ドル付近を試す前に最近の買い控え傾向が続いた。通常取引開始後には1373.0ドルまで下落している。

SLJマクロ・パートナーズのステーヴン・ジェン氏は13日、連銀が縮小に傾くことが確認されるのならば、この夏は長く厳しいものになるとの見解を示している。一方で、12日に発表されたバークレイズによる世界の投資家300人による調査では、12月に資産購入縮小が発表されるとの見通しがコンセンサスで、今月19日に発表されると見方はないに等しい。

なお、ドイツ政府関連者によると来週17-18日のG8で、各国の金融政策について協議されるとのこと。現実化すれば、19日にイベント前にもマーケットは大きな動きを続ける可能性が高い。《KO》

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