注目銘柄ダイジェスト(前場):東京エレク、サニックス、タカラバイオなど

2013年6月6日 11:34

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記事提供元:フィスコ


*11:34JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):東京エレク、サニックス、タカラバイオなど

東京エレクトロン<8035>:4870円(前日比+185円)
買い優勢。みずほ証券では、2013年の半導体設備投資額予想を従来の10%増から15%増に引き上げているようだ。DRAMの需給逼迫は想定を若干上回り、NANDの需給改善は想定よりも前倒しになる傾向が出始めているとの指摘。

サニックス<4651>:939円(同-154円)
大幅安。前日に5月の月次動向を発表している。月次売上高は前年同月比68.6%増と大幅増収になっている。ただ、1月以降の増収率は、119.9%増、119.5%増、71.7%増、107.9%増と推移しており、一段とサプライズが強まる状況にはない。短期的な出尽くし感から、期待感の反動が先行する格好のようだ。

アルバック<6728>:868円(同-148円)
急落。今6月期の業績予想を下方修正、営業利益は62億円から54億円に、最終損益は23億円の黒字から52億円の赤字に減額している。業績の低迷継続を嫌気する動きになっている。半導体・液晶業界の設備投資減少・延期などの影響が響く格好に。また、特別損失で事業構造改革費用58億円を計上している。なお、中期計画を発表、来期営業利益は90億円、16.6期は170億円を計画している。

合同製鐵<5410>:172円(同+12円)
急伸。SMBC日興証券では投資判断を「3」から「2」へ格上げ、目標株価も150円から180円に引き上げている。収益は前期をボトムに回復基調、今期経常利益は40億円と、会社計画の33億円を上回ると予想している。鉄筋棒鋼、形鋼、線材などは、アベノミクス効果による公共投資拡大などの恩恵を受けるとみているようだ。来期も45%の増益を予想へ。

日本橋梁<5912>:170円(同±0円)
しっかり。同社は前日に業績修正を発表、最終利益は5億円から10億円に上方修正へ。子会社が課徴金の返還を受けたことが背景だが、物色の手掛かり材料とされているもよう。また、前日に安倍首相が表明した成長戦略第3弾においては、今年秋に新技術の活用策などを盛り込んだ「インフラ長寿命化基本計画」をまとめるとしており、橋や道路など社会資本整備に対するインフラ投資に前向きな姿勢を示している。

JIN<3046>:4950円(同-270円)
さえない。5月の月次動向を発表し、既存店売上高は前年同月比33.7%増の、全店では同67.8%増となった。既存店については、減速となった4月の同23.8%増から伸びが拡大したものの、3月の同41.3%増までは回復せず、ネガティブに捉えられる格好に。なお、クラシックフレームシリーズ「JINS CLASSIC」が好調で、客数、客単価ともに増加したようだ。

ケンコーコム<3325>:371500円(同-70000円)
急反落でストップ安。昨日は安倍首相が成長戦略の第3弾を発表し、一般用医薬品(大衆薬)のインターネット販売の解禁が決定したことを受けて、目先の材料出尽くし感が意識されているようだ。規制緩和による業績面への恩恵に対する期待感は事前に相当程度織り込まれていたとみられ、重要イベントの通過で換金売りが優勢に。

タカラバイオ<4974>:2756円(同-319円)
大幅続落。同社やMDNT<2370>、ナノキャリア<4571>、カイオム<4583>など、バイオ関連株が軒並み安となっている。目立った悪材料はないが、直近の地合い悪化に伴って信用取引の追い証発生も懸念され、換金売り圧力が強まる状況のようだ。マザーズ市場では物色の柱となっていたゲーム関連、バイオ関連が揃って大幅下落となり、マザーズ指数の下落率は10%超に達している。

《KO》

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