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ECBが域内金融機関の資産審査へ、政策浸透度を高める目的
記事提供元:フィスコ
*08:57JST ECBが域内金融機関の資産審査へ、政策浸透度を高める目的
欧州中央銀行(ECB)が今年9月か10月にも、域内金融機関の資産内容審査にとりかかるもようだ。報道によると、審査対象になるのは140行に上り、2009年に米連邦準備理事会(FRB)が実施した19行を大きく上回る規模になる。
背景にはECBによる金融緩和が周縁国経済に行き渡っていないという事情がある。ドイツではECBの政策に沿って金利がゼロ近辺まで下落する一方、イタリアやスペインの中小企業は引き続き高い資金調達コストにあえいでいる。
これは周縁国の銀行のバランスシートが弱まっていることが一因で、ECBは中小企業の資金繰り支援拡大に向けて欧州投資銀行と共同歩調を取る方針を明らかにしている。
なお、ECBは今週6日に理事会を開催するが、市場では追加対策を促すほどの悪材料は出ていないとの見方が目立つ。なお、注目度の高い預金金利の引き下げについて、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランドはドイツの選挙が終わる9月以降に実施される可能性を指摘している。
《RS》
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