今日の為替市場ポイント:米5月ISM製造業景況指数が市場予想を大きく下振れ

2013年6月4日 08:20

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記事提供元:フィスコ


*08:20JST 今日の為替市場ポイント:米5月ISM製造業景況指数が市場予想を大きく下振れ

昨日3日のドル・円相場は、東京市場では100円72銭から100円03銭で軟調推移。欧米市場では、一時98円86銭まで下落し、99円53銭で取引を終えた。

本日4日のドル・円は、99円台で取引される見込み。100円台前半には短期筋などのドル売り興味が残されており、ドル・円の上値は重いままとなりそうだ。

3日に発表された5月の米ISM製造業景況指数は49.0(市場予想は51.0程度、4月実績は50.7)となり、市場予想を大きく下回った。新規受注は4月の52.3から48.8、生産は4月の53.5から48.6に低下している。新規の輸出受注も低下しており、5月の米貿易赤字幅は拡大する可能性があるとみられている。

製造業活動の低下は株安材料になるケースが多いが、3日のNYダウは138.46ドル高と強い動きを見せている。量的緩和策の早期縮小に対する警戒感が低下したことが株高の要因になったほか、米長期金利の低下も意識されたようだ。

3日のNY市場でドルは主要通貨に対して全面安の展開となったが、ドル・円については、ポジション調整的なドル売りは3日までに一巡したとの見方が出ている。日銀による金利安定化策が奏功した場合、円高進行は阻止されるとの声が聞かれており、新たなドル売り材料が提供されない場合、ドル・円は短期間で100円台に戻す可能性があるとみられている。


《KO》

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