【アナリストの眼】ジェイテックは反落も押し目買い可能、技術者派遣の技術職知財リース事業に注目

2013年5月30日 15:30

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<業績&株価分析>

  技術者派遣のジェイテック <2479> (JQS)の30日株価は26円安の374円と反落している。注目したい。300円で底打ち反転して400円台を回復していた。今期(14年3月期)収益改善期待できるため押し目は狙えるだろう。

  製造業の開発・設計部門向け技術者派遣の技術職知財リース事業を主力として、製造現場向け一般派遣・エンジニア派遣事業も展開している。技術職知財リース事業では、従来の機械・電気電子・ソフトウェア分野に加えて、12年10月にエル・ジェイ・エンジニアリング(旧トステム・エンジニアリング・オフィス)を子会社化して、建築分野にも事業領域を拡げている。

  5月7日に発表した前期(13年3月期)連結業績は前々期比27.2%増収、同73.8%営業増益、同36.3%経常増益、同37.6%最終増益だった。増収効果で営業損益が改善した。技術職知財リース事業では自動車関連の好調に加えて、エル・ジェイ・エンジニアリングの子会社化が寄与した。配当(株式分割前)は同100円増配の年間200円とした。

  今期の連結業績見通しは売上高が前期比18.7%増の31億93百万円、営業利益が同20.6%増の77百万円、経常利益が同18.4%増の78百万円、純利益が同3.1%増の49百万円としている。配当予想は4月1日付の株式200分割を考慮すると、実質的に前期と同額の年間1円(期末一括)とした。

  なお5月24日に株式の立会外分売を発表している。分売予定株式数40万株、分売予定期間5月31日~6月4日で、分売価格は前日の終値もしくは最終気配値を基準として決定する。株式分布状況改善と流動性向上を目的としている。

  株価の動き(4月1日付で1株を200株に分割)を見ると、5月8日の年初来高値560円から急反落して5月28日の300円まで調整した。しかし5月29日にはストップ高となる400円まで急反発している。調整がほぼ一巡したようだ。

  5月30日の終値374円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS5円87銭で算出)は63倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間1円で算出)は0.26%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS59円24銭で算出)は6.3倍近辺である。

  日足チャートで見ると、5月29日の急反発で25日移動平均線を一気に回復した。また週足チャートで見ると、13週移動平均線近辺から反発してサポートライン確認の形となった。反発の動きを強めて高値圏回帰が期待されるだろう。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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