ボトムを探る展開継続、個人主導で材料株物色へ/オープニングコメント

2013年5月28日 10:07

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記事提供元:フィスコ

[オープニングコメント]

08:05JST ボトムを探る展開継続、個人主導で材料株物色へ

 27日の米国市場はメモリアルデーの祝日で休場だったため、海外勢による資金流入は限られる。シカゴ日経225先物(時間外)は大証比80円安の13950円、大証とSGX(シンガポール)のナイトセッションでは一時13680円まで下げ幅を広げる局面が見られている。個人主導の相場展開になりやすい状況のなか、先物や為替相場に振らされやすい相場展開が続きそうである。

 27日の日経平均は終値で25日線を割り込んでいる。これは昨年11月からの上昇相場のなかで、4月2日に次いで2回目となる。4月2日の時は翌日に25日線を突破し、再び上昇基調が強まっていたが、今回は大きな反転は期待しづらいだろう。

 また、ボリンジャーバンドでみると、4月2日の時は-1σまでの調整をみせていた。現時点での-1σは13660円辺りに位置するが、先物市場ではナイトセッションでこの水準まで調整している。14000円近辺での攻防が続くなか、-1σを意識した売り仕掛け的な流れには注意しておきたいところ。もっとも、この水準までの調整を見せてくる局面では、投資機会を探っていた投資家にとって絶好の買い場になりそうである。

 物色としては個人主体によるテーマ銘柄などに資金が向かいやすいであろう。安倍政権は参院選の日程を7月4日公示、21日投開票とする方針を決めたと報じられている。また、自民党の石破幹事長は、農業強化策を具体化するため、総裁直属機関として「農林水産業・地域の活力創造本部」を新設すると発表している。成長戦略など、改めて政策関連へ関心が集まりやすい。

 そのほか、6月1-3日から横浜でアフリカ開発会議(日アフリカサミット)が開催される。アフリカ市場開拓で先行する豊田通商<8015>など関連する企業も注目される。そのほか、ブロードメディア<4347>はクラウドでのゲーム配信サービスを6月20日に始めると発表。既存のゲーム機やスマートフォンに続く新たなゲームの楽しみ方として、普及が加速する可能性があると伝えている。ゲームソフトメーカーやクラウド関連への波及が期待されよう。

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