【アナリストの眼】東洋建設の今期は連続大幅増益、震災復興関連の港湾インフラ工事本格化、株価300円固まる

2013年5月20日 12:15

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<業績&株価分析>

 海洋土木工事が主力の東洋建設<1890>(東1)に注目したい。株価は1月の高値から反落してモミ合い展開だが、煮詰まり感も強めてきた。調整が完了して再動意のタイミングが接近しているようだ。公共投資増加が支援材料であり、1月の高値を試す展開が期待されるだろう。

 5月14日に発表した前期(13年3月期)連結業績は前々期比18.6%増収、同50.7%営業増益、同80.5%経常増益、同20.6%最終増益だった。国内建築事業での一部工事進捗遅れを主因として2月8日に減額修正したが、国内では震災復興関連の港湾インフラ工事、海外ではケニアとインドネシアの大型港湾工事が順調に進捗して利益は修正値を上回った。

 今期(14年3月期)の見通しは、売上高が前期比5.5%増の1350億円、営業利益が同22.9%増の35億円、経常利益が同15.0%増の25億円、純利益が同17.3%増の13億円としている。震災復興関連や老朽化インフラ補修・更新関連など公共投資増加が追い風であり、好業績が期待されるだろう。なお配当予想は前期と増額の年間5円(期末一括)とした。

 株価の動きを見ると、1月10日の戻り高値332円から反落し、270円~310円近辺のレンジでモミ合う展開が続いているが、煮詰まり感も強めてきた。調整完了して再動意のタイミングが接近しているようだ。5月17日の終値299円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS16円24銭で算出)は18~19倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間5円で算出)は1.7%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS290円45銭で算出)は1.0倍近辺である。

週足チャートで見ると、足元では26週移動平均線がサポートラインとなって、徐々に下値を切り上げている。今期好業績見通しに加えて公共投資関連、浮体式洋上風力発電関連、放射性物質(セシウム)除染関連などテーマ性も豊富であり、再動意で1月の高値を試す展開が期待されそうだ(本紙シニアアナリスト・水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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