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【株式評論家の視点】三菱電機に出遅れ人気が強まる、FAシステムの受注が回復感強める
三菱電機 <6503> が出遅れ人気を集めて快走し始めた。中国・韓国・台湾の半導体・フラットパネルディスプレイ関連を中心とした設備投資の抑制などにより、FAシステム事業が低迷、前3月期の営業利益は1520億円と前々期比32%の大幅ダウンとなった。
そのため株価は全体相場の上昇に追随しきれなかったが、今2014年3月期の営業利益が2050億円と、前期比34%の大幅増益見通しが明らかになり、見直し人気を集めつつある。
ユーザー企業の設備投資意欲が徐々に高まりつつあり、主力の産業メカトロニクス部門の足元の受注は緩やかに増えてきた。伸び悩んできたFAシステム事業も徐々に底入れしつつある。FAシステム事業は東南アジアなど新興国の需要増を取り込んでいるほか、中国向けが緩慢ながら回復しはじめたことが背景だ。自動車事業の足元は堅調だ。中国経済の回復の鈍さが懸念されるが、東南アジアや米国の需要堅調を背景に世界的な生産台数は徐々に水準が上がっていくことになるとみている。
他の部門を見渡すと、電子デバイス部門はパワー半導体が回復する見通し。企業の設備投資が緩やかに回復しており、稼働率が上昇しつつあるためだ。価格下落圧力を吸収し、電子デバイス部門は回復に向かうとみている。重電システム部門は社会インフラ事業が堅調だ。競争力の強さもあり、新興国のエネルギーインフラ需要取り込みが続きそうだ
そうした中国・インド等の新興国市場の経済成長を取り込むことにより、今期以降業績は増益路線を歩む見通しだ。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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