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【アナリストの眼】株価は年初来高値を更新し昨年高値に接近、景気回復・円安メリットで機械・情報関連好調
<業績&株価分析>
■2ケタ増収増益、指標割安で上値追い
鉄鋼・非鉄金属・機械関連商社の神鋼商事<8075>(東1)に注目したい。株価は年初来高値を更新して12年1月の戻り高値に接近している。今期(14年3月期)収益改善期待で上値を試す可能性があるだろう。
4月26日発表の前期(13年3月期)連結業績は、前々期比12.0%減収、同16.8%営業減益、同17.8%経常減益、同36.0%最終減益だった。世界的な景気低迷の影響を受けて鉄鋼、鉄鋼原料、非鉄金属、溶接材料などの需要が低調だった。純利益については固定資産減損損失や過年度法人税も影響した。
今期の連結業績見通しは、売上高が前期比13.0%増の8700億円、営業利益が同10.0%増の60億円、経常利益が同4.9%増の51億円、純利益が同59.5%増の30億円としている。世界的な景気回復や円安メリットで機械・情報関連は好調な推移が予想され、前期は低調だった鉄鋼や鉄鋼原料などの需要増加も期待されるだろう。なお配当予想は前期と同額の年間6円(第2四半期末3円、期末3円)とした。
株価の動きを見ると、短期調整を挟みながら水準を切り上げる展開だ。5月14日には203円を付けて4月26日の202円を上抜き、さらに5月15日には210円まで上値を伸ばして連日で年初来高値を更新した。5月15日の終値201円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS33円88銭で算出)は5~6倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間6円で算出)は3.0%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS335円84銭で算出)は0.6倍近辺である。
週足チャートで見ると、13週移動平均線がサポートラインとなって水準を切り上げている。指標面の割安感にも見直し余地があり、短期調整を挟みながら上値追いの展開が期待されるだろう。12年1月の戻り高値215円は射程圏であり、これを突破すれば上げ足に弾みが付く可能性もあるだろう。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)
週足チャートで見ると26週移動平均線を突破して上伸し、13週移動平均線をサポートラインとする上昇トレンドに転じている。指標面では依然として低PER、低PBRで割安感が強いだけに、上値追いの展開が期待されるだろう。12年4月と5月の戻り高値520円が意識されそうだ。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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