【チャート診断】大成建設は中期400円見込めるも短期は警戒水準、原材料、人件費高で前期減額

2013年5月11日 14:15

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  大成建設 <1801> の週末10日終値は前週末比27円高の347円。高値は359円までつけ年初来高値を更新、昨年秋からの上昇率は78.6%とTOPIXとほぼ同程度となっている。

  週明け13日(月)に3月期決算を発表の予定。既に、4月26日に2013年3月期について、売上で360億円増額、営業利益で54億円の減額を発表している。株価は売上の増額を好感した展開となっているようだ。

  ただ、営業利益減額の理由が、大型工事複数において不採算による粗利益悪化によるという点が気になる。恐らく、資材高騰や労働者不足の影響ではないかと思われる。仮に、今期も同じ状況なら売上は増えても儲からない、という心配がある。13日の決算はとくに利益の動向が注目される。

  配当は年5円。今期も同じ配当なら利回りは1.3%台、とくに成長性より配当に期待という観点からは利回り魅力はない。このため、株価に対してはアベノミクス効果による建設需要拡大という人気的要素にウエートが掛かるものとみられる。信用買残が減少していることは需給面でプラス。ただ、26週線に対する乖離率は40%ていどと警戒水準に達し、一目均衡表チャートでも「雲」からの乖離が目立つ。月足チャートでは中期400円も見込める展開だけに短期調整を交えながら2007年8月以来となる400円奪回を目指すものとみられる。押し目買いに徹したい。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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