【編集長の目】ブロードメディアは大規模新規事業のクラウドゲームに高評価、6月にサービス開始

2013年5月9日 06:00

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄ウオッチ>

  ブロードメディア <4347> (JQS)が、5月7日に今年2回目のストップ高を演じて一呼吸を置いているが、高値追い相場へ再発進するムードは依然として健在である。今年4月17日に前2013年3月期業績の下方修正とともに発表した大規模新規事業のクラウドゲーム事業の開始の革新性への高評価が続いているためで、今年5月下旬には世界初のWi-Hiクラウドゲーム機「G-cluster(ジークラスタ)」購入の予約を開始し、今2014年3月期営業利益のV字回復を予想していることも期待を高めている。

  クラウドゲームは、ゲームのすべてのプログラミング処理をサーバー側で行い、この処理により描画される映像をブロ-ドバンドを通じて端末に配信することによりさまざまなゲームが手軽に楽しめる新形態のゲームサービスである。同社は、事業モデルとして他社へのプラットフォームの提供と自社によるゲームサービスを計画、4月17日にこの新事業の具体的な日程を明らかにした。5月下旬に「ジークラスタ」購入の予約を開始したあと、6月3日にNTTぷららが提供を予定している「ひかりTVゲーム」にクラウドゲームプラットフォーム技術とゲームコンテンツを提供し、6月中旬には「ジークラスタ」の販売とサービスを開始する。この新事業開始により同社の今3月期業績も、売り上げが170億円(前期比31%増)、営業利益4億円(同2.4倍)とV字回復を予想している。なお経常利益、純利益は、持分法適用関連会社のクラスタ・グローバル社、湖南快楽垂釣発展有限公司の業績見込みに不確実性が高いとして開示しない。

  株価は、持分法適用2社の投資損失計上などで前2013年3月期業績を下方修正した今年4月17日には、同時に「ジークラスタ」の発売が6月に決定と発表したことを評価して逆にストップ高し、今回も「ジークラスタ」の予約開始を先取りして再度、ストップ高、すでに年初来安値から2.8倍の大化けを示現している。低位値ごろのゲーム関連株として高値追いに拍車がかかろう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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