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三菱電機、米国の電力用変圧器新工場が稼働開始 投資額は約200億円
三菱電機は22日、送変電設備事業の強化に向け、米国拠点の子会社Mitsubishi Electric Power Products Inc.の電力用変圧器工場をテネシー州メンフィス市に新設し、4月19日(現地時間)から稼働開始したと発表した。これにより電力用変圧器のグローバルでの生産能力を増強する。投資額は約2億ドル(約200億円)。
世界の送変電設備容量は年400GVAのペースで着実に拡大している。特に北米は、全設備容量の30%以上を占める世界最大規模の市場で、新設需要に加え、系統安定化対策や更新案件を中心に送変電設備の需要が高水準に継続すると見込まれている。
このため三菱電機は米国に電力用変圧器工場を新設し、北米を中心としたグローバルの需要増加に対応する。新工場の稼働によりグローバルでの生産能力の増強と効率的な生産体制を構築することで送変電設備事業のさらなる拡大を目指す。
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