【株式評論家の視点】メディシノバは新薬開発の臨床試験結果発表が株価見直しを催促へ

2013年4月17日 10:33

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄の見所>

  メディシノバ <4875> (JQS)はバイオ関連株人気に乗って2月に408円の高値を示現し、以後整理局面に入っていたが、4月2日の200円で底打ちを完了、出直り相場入りのニュアンスを強めてきた。

  同社は米国籍の医薬品開発ベンチャーという、やや特殊な形態の会社である。日本内外の国際的製薬企業との提携で有望な低分子化合物を導入、様々な疾患領域の新薬の開発を主として米国で行っている。

  前2012年12月期の営業利益は1094万ドルの損失で、今2013年12月期も992万ドルの営業損失を継続の見込み。足元は新薬の研究を進めている段階で、収益的には厳しい状況が続いている。従って株価を見る際には新薬の開発状況がキーポイントになる。

  喘息薬MN‐221に関しては、喘息急性発作での適応に対する特許(少なくとも2030年まで)が新たに承認された。主試験の開始前に、提携先(パートナー)と共同で追加の製剤開発及び臨床開発などを行っていく方針を決定している。2030年までカバーする新しい用法特許は、市場規模の拡大につながるものと期待されている。

  薬物依存に効果のあるMN‐166は、米国国立薬物乱用研究所(NIDA)などの助成を受けた神経系のプログラムのフェーズ2臨床試験をさらに進め、薬物依存適応での規制承認を目指していく。薬物依存は世界的に見れば対象患者数は膨大。MN‐221と併せ、市場は世界である。

  今年はMN‐166の臨床開発について、その結果発表が数回予定されており、順調な結果がコメントされるようだと、その都度人気を集める可能性が強い。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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