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【株式評論家の視点】シャープはサムスンとの提携に期待、利益の積み上げをウォッチへ
<銘柄の見所>
シャープ <6753> が出直り機運を強めてきた。ソニー <6758> などの強調が見直し人気を誘うとともに、前2013年3月期の下期の営業利益が200億円強(前年同期は711億円の赤字)と、従来予想の138億円の黒字を上回ると報じられ、買いがボリュームアップに転じた。取り組みが、売り残7091万株、買い残5631万株と大幅売り長の状態にあり、好材料がでるとすかさず売り方の買い戻しが入ることも戻りを加速する要因になっている。
ただ、前2013年3月期の第3四半期末の自己資本比率が9.6%と、財務体質の悪化が進んでいる。前3月期は純利益の大幅損失が見込まれており、自己資本の毀損はさらに進む見通し。台湾の鴻海グループとの資本・業務提携が白紙となり、米クアルコムとの資本・業務提携も3月29日払込みの第2次第三者割当増資が延期となるなど、資金調達は厳しい状況に置かれている。今年9月には約2000億円のCB償還もあり、今後公募増資など具体化の可能性は否定できない。
そうした中、韓国サムスン電子との資本・業務提携が発表された。サムスン電子傘下の日本法人であるサムスン電子ジャパンを割当先とする約101億円の第三者割当増資を実施し、同社はサムスン電子に対して液晶パネル等の供給を行う。既に液晶テレビ向けの液晶パネルの供給を行っているが、さらに大型テレビ向け、中小型のモバイル機器向けの液晶パネル供給へ協業の範囲を拡大する方針。
今2014年3月期は営業利益の大幅な黒字転換が想定されている。利益の積み上げが資本増強への道を切り開くだけに、業績ウォッチの度合いが強まりそう。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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