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【アナリストの眼】新和内航海運は今期2回目の増額修正を好感、株価は低PERで出遅れ感が強く水準訂正の展開
<業績&株価分析>
新和内航海運 <9180> (JQS)に注目したい。株価は今期(13年3月期)業績2回目の増額修正を好感する動きを強めている。出遅れ感が強いだけに、復興関連のテーマ性も支援材料として水準訂正の展開が期待されるだろう。
今期連結業績見通しについては、3月14日に2回目の増額修正を発表している。売上高は1億34百万円増額して前期比2.6%増の191億05百万円、営業利益は2億58百万円増額して同5.4%減の10億75百万円、経常利益は2億72百万円増額して同5.1%減の10億73百万円、純利益は1億98百万円増額して同0.3%増の7億03百万円とした。エネルギー関連貨物の輸送が好調な模様であり、借船料や船費などの減少も想定以上に寄与して営業利益と経常利益は減益幅が縮小し、純利益は一転して増益となる見込みだ。
来期(14年3月期)についても、主力の内航海運事業で石炭火力発電所関連や、復興需要関連のセメントなどの輸送量の増加が予想され、今期は低調だった鋼材輸送量も回復に向かうことが期待される。
株価の動きを見ると、安値圏360円~380円近辺のレンジでモミ合う展開だったが、3月14日の増額修正を好感して3月15日には438円まで急騰した。足元も概ね400円近辺で推移して出直り感を強めている。4月1日の終値390円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS62円47銭で算出)は6~7倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間5円で算出)は1.3%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS496円78銭で算出)は0.8倍近辺となる。
週足チャートで見ると、抵抗線だった13週移動平均線と26週移動平均線を続けて突破して上伸した。底打ちとトレンド好転を確認した形だろう。復興関連のテーマ性や来期業績に対する期待感に加えて、指標面でも低PERに見直し余地があるだろう。出遅れ感が強いだけに、水準訂正の動きを強めて出直り展開が期待されそうだ。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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