【銘柄フラッシュ】イーサポートリンクが急伸しユーグレナやソースネクストも高い

2013年3月28日 16:17

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  28日後場は、ユーロに続き対ドルでも円高基調になり、輸出関連株はトヨタ自動車 <7203> の1.5%安など、引き続き軟調。金融緩和関連株や含み資産株も一服となり、三井不動産 <8801> は1.9%安、三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> は前日比変わらず。

  一方、イーサポートリンク <2493> (JQS)はダイエー <8263> に対するイオン <8267> のTOB(株式公開買い付け)を連想材料に一時ストップ高となり大引けは23.9%高。東京都の「液状化予測」を材料に地盤ネット <6072> (東マ)が急伸し17.8%高。ダイエーも19.6%高。

  材料株物色は活発で、ユーグレナ <2931> (東マ)は政府の総合科学技術会議が次世代エネルギー政策の重点分野にメタンハイドレートや「藻」を利用したバイオ燃料の実用化を選定と伝えられ16.7%ストップ高。ビフィズス菌の抗がん剤治験を材料にバイオ株物色も強まり、JCLバイオアッセイ <2190> (JQS)は14.5%高で高値更新、カルナバイオサイエンス <4572> (JQG)は11.5%高の急反発。

  将来の人口減少の可能性1位と伝えられた秋田県に本社があるインスペック <6656> (東マ)は4.5%高、UMNファーマ <4585> (東マ)は2.7%高となり、県の大胆な産業優遇策などに期待との見方。

  プラグイン・ハイブリッド車の充電機器に不具合の出た三菱自動車 <7211> は3.9%安、電池製造のジーエス・ユアサコーポレーション <6674> は11.1%安だが前引けの12.5%安からは持ち直して「陽線」。

  東証1部の値上がり率1位は前引けに続きダイエー <8263> の19.6%高、2位には住石ホールディングス <1514> の19.5%高が入り東北電力 <9506> の浪江・小高原原発計画が中止と伝えられ石炭需要に期待が走り高値更新、3位はソースネクスト <4344> の19.2%高となりサイバー攻撃対策などがいわれて高値更新となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

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