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いすゞ、インドでピックアップトラックなどの生産事業 覚書を締結
いすゞ自動車は15日、同社のインド子会社「いすゞモーターズ インディア」が、今回インド南部のアンドラ・プラディッシュ州政府と同地域への生産事業進出に関する覚書を締結するとともに、LCV(ピックアップトラックなど小型商用車)本格展開時のベースとなる新工場用地を確保したと発表した。
今回確保した事業用地は同州南部のスリ・シティ工業団地内に位置し、自動車産業が集積しているチェンナイ近郊及び輸出入港からのアクセスも良く、LCV事業拠点であるタイとの将来的な補完関係の構築という点からもロケーション的に最適と判断し、同地に決定した。将来的な目標である10万台の販売実現を念頭に、今回は約43万m2の用地を確保した。
また、いすゞモーターズインディアは今月より、ピックアップトラック(D-MAX)及び派生車(MU-7)の完成車輸入販売を開始した。まずは、アンドラ・プラディッシュ州、タミル・ナードゥ州の2州から販売ネットワークの構築に着手し、順次拡充していく。
インドの自動車市場は同国の順調な経済発展により昨年は約360万台規模へ成長しており、中でもいすゞLCVのコア商品であるピックアップトラックのセグメントは約20万台規模へと急速に拡大している。今後、市場ニーズに適した商品開発・販売ネットワークの拡充・現地生産体制の構築により事業規模の拡大を目指す。
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