【銘柄診断】日邦産業は高値更新へ、3Qでの営業利益進捗率97%に高評価

2013年3月11日 11:12

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄の見所>

  日邦産業 <9913> (JQS)2月5日の高値558円にチャレンジの態勢に入ろうとしている。2高値からの調整は月15日の安値476円でピリオドが打たれたかたち。高値からの下げ率は15%に達し、値幅整理を短期で終えたパターンである。ただ、もともと調整を入れる要素は無かったので、単に元の上昇トレンドに復帰するだけと言えそう。

  今2013年3月期の第3四半期累計決算の営業利益は8億7600万円と、前年同期の4億3700万円から様変わりの好決算となった。拡大するスマートフォン関連需要が、縮小する国内の半導体・大型液晶機器関連需要のマイナスをカバーしたほか、自動車メーカー及び自動車部品メーカー向け電子制御関連部品も好調に推移した。

  第3四半期(3Q)累計の営業利益8億7600万円に対し、通期のそれは9億円。第3四半期までの進捗率は97%。増額修正の可能性はかなり強く、その正式発表が新展開への起爆剤になりそう。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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