【アナリストの眼】インテリジェントウェイブ減額織り込み株価強い、高利回り

2013年2月13日 09:56

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<業績&株価分析>

  インテリジェントウェイブ <4847> (JQS)は、クレジットカード会社や証券会社向けのシステム開発を主力として、親会社の大日本印刷<7912>との連携強化で業容拡大に取り組んでいる。2月1日に今期(13年6月期)見通しを減額修正したが、株価は下値を切り上げてトレンド好転の動きを強めている。

  2月6日に発表した第2四半期累計(7~12月期)の連結業績は、売上高が26億76百万円で前年同期比5.8%増収だったが、営業利益は8億34百万円の赤字、経常利益は8億31百万円の赤字、純利益は8億34百万円の赤字だった。カードビジネス関連の大型開発案件の受注などで増収だったが、不採算化した案件の修正作業などで営業赤字となった。

  通期見通しは、売上高を前回予想に対して3億円増額して前期比10.7%増の58億円としたが、営業利益は7億50百万円減額して5億50百万円の赤字、経常利益は7億50百万円減額して5億30百万円の赤字、純利益は6億70百万円減額して5億30百万円の赤字とした。クレジットカード業界におけるシステムやハードウェアの更新需要が活発なため売上高を増額修正したが、クレジットカードのオンライン決済に係るシステム開発の大型案件が不採算化したため利益を大幅に減額修正した。

  株価の動きを見ると、昨年11月9日の安値1万6380円をボトムとして徐々に水準を切り上げている。2月4日には戻り高値となる1万8500円を付ける場面があり、足元も概ね1万8000円近辺で推移している。2月1日に発表した減額修正の影響は限定的のようだ。2月12日の終値1万7950円を指標面で見ると、今期予想配当利回り(会社予想の年間500円で算出)は2.8%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1万8679円92銭で算出)は1.0倍近辺となる。

  週足チャートで見ると、26週移動平均線を回復して徐々に下値を切り上げている。底打ちを確認した形だろう。さらに13週移動平均線が26週移動平均線を上抜けて、トレンド好転の動きも強めている。今期業績悪化は織り込んだと考えられ、来期業績回復に対する期待感で出直り展開となりそうだ。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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