ニコン、インドネシアに映像関連製品の販売会社を設立

　ニコンは12日、インドネシアでのデジタルカメラをはじめとする映像関連製品の販売強化とアフターサービスの充実を図るため、販売会社である「P.T. Nikon Indonesia」をインドネシアのジャカルタに設立し、2013年2月1日から営業を開始したと発表した。

　インドネシアは近年高い経済成長を見せており、今後デジタルカメラ市場の継続的な成長が期待される地域。これまでは香港にあるマーケティング拠点「Nikon Hong Kong Ltd.」がインドネシアでの販売・サービス活動を行ってきたが、さらなる市場拡大が期待できるとの判断から、本格的な事業展開を図るため販売会社を設立した。

　ニコンは、現地での販売会社の設立を機にインドネシア市場への取り組みを強化し、マーケティングから販売、カスタマーサポート、アフターサービスに至るまで一貫した体制を構築することで顧客へのサービス向上を図る。さらに、戦略的なマーケティング活動と効果的な宣伝広告投資により販売拡大とブランドの浸透を図り、ニコンのプレゼンスを一層高めていく。